スキャルピングトレードで利益を上げる為のコツに、スリッページを起こさせない事も挙げられるのです。スリッページはスプレッドと異なり、値が決まっていません。ここが重要なのです。もしかすると成り行きで注文した場合、利益幅以上のスリッページが発生してしまい、損失が出る可能性もあるのです。それが、売りと買いで2回も発生してしまうと、僅か数銭~数十銭の値幅を繰り返して利益とするスキャルピングにとっては大問題ですね。

現在は、スリッページが100パーセント発生しないとする業者も増えてはいますが、そうすると約定がされないというケースが多発してしまったりするのが実状のようです。スリッページを起こさせないようにする為には、値を固定する指値注文を行う方法もあります。ただ、この方法は値を入力する手間が掛かる為に、取引を一瞬で終わらせるスキャルピングには不向きみたいです。

そんななかでも、スプレッドを若干大きめにしておき、その分、スリッページ(業者によっては、許容できる範囲を設定しておけることもあるようです)をさせないように努力している業者もあります。つまり、成り行きで注文した際に多少すべった場合でも、スプレッドによって吸収可能なよう余裕を持たせているのです。このように、予測出来ない不利なスッリページが発生するリスクよりも、ほんの些細なスプレッド幅には目をつぶり、安定した約定力を取るスキャルピングの方法もあります。やはり、スリップページが高い業者はスキャルピングには向いていないと言えそうですね。
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